岩古谷山(799m) 2012年12月11日 その3。
2012年 12月 27日
先日行った岩古谷山の話。完結編であります。
【岩古谷山(799m) 2012年12月11日 その1。 はこちら】
【岩古谷山(799m) 2012年12月11日 その2。 はこちら】
お昼ごはんを食べ終え、下山開始としますか。
思わず笑みがこぼれた・・・・・・・
・・・・・・が、しかし
このあと 我らを待ち受ける恐怖
・・・・・ワッツ!?((((;゚Д゚))))
(休憩時に着用してた山スカそのままになっとる・・・)
あ、あったわ・・・!!
なんという失態。上からだと全然巻き道の存在に気付かなんだよ・・・
明神山にもあるような、急で長めの鎖場。
おそらく雪がなければまだ大丈夫だったと思うのだけど・・・
ちと恐ろしかったですわ・・・ 全員無事生還できてヨカタ
はい・・・むっちゃ気を付けました。
さて、気を取り直して。先へ進もう。
明るい樹林帯の中を テケテケと下ってゆきます。
雪をぎゅっと踏みしめる、あの感触。
キュッキュッという音。いやぁ、冬だなぁ・・・ 改めてそんなことを思いつつ。
見上げれば真っ青な空。
突如現れる東屋を通り過ぎたら、
猿渡橋を下ります。
なかなかに急な階段。こんなところが凍ってたら恐ろしいね~・・・
なんて話していたら
階段真横の山肌に、ドドドーンとつららが・・・!!!
こりゃまた見事だ(;゚Д゚)
階段全体像。階段の下にも恐ろしいほど巨大なつらら群が見えました。
しかし、こう振り返ってみるとすごい階段だな・・・
お地蔵さん、こんにちは。お邪魔してます。
優しいお顔だね。
時々凍っている箇所もあってヒヤヒヤドキドキ。
とにかく慎重に・・・・・
とはいえ、
岩肌に積もる雪が作り出す美しい模様や
枯れ木の向こうに広がる冬空や
まるまるコロコロと 散りばめられた可愛い葉っぱや
時折顔をのぞかせる 秋の名残や
何か分からないけど ツヤツヤきれいな実など・・・・・
あちらこちら、気になる風景がたくさんで
足を滑らせないよう気を付けつつも、よそ見をしたりカメラを構えたり。
そうそう、途中こんな胎内くぐりもありまして。
撮られていた。そして
撮っていた。
くぐり抜ける時、岩のふちに見えた葉っぱたち。
レースのふちどりのようにも見えて、とても可愛らしいなぁ。
そして、ここから更に下ったところに突如こんなものが。
大量の瓦。なんだなんだ?
この先にお社か何かがあったのか?
と、更に進むと・・・・・
ありました、荒れた小屋が。神社だったのかな?
そういえばどなたかのブログに
悲しいくらいの荒れ方であったことよ。
しかし驚いたのは、小屋の前にそびえる・・・
男滝と女滝と二つの滝があったけど、どちらも上の方で凍ってました。
元々、水量はあまりないそうです。
しかし これぞ修行の山・・・ という、その場に立っているだけで
心にびりびりと来るような迫力、厳格さ。
オットが「役行者かな?」と言っていたけど、どうやらそうみたい。
お邪魔しました、楽しく歩かせていただきましたよ。
ここまで来れば、登山口の堤石トンネルはもうすぐ。
なかなかにスリリングな山行だったけど、とても素敵なお山でした。
今度は、雪のない時期に他の山と縦走してみたいな。なんて
そんなことを考えながらテクテク。
お友達も楽しんでくれたかな~。
そうそう、普段オットと二人で山へ行く時はそうでもないんだけど
お友達と一緒に行く時は晴天率が高いのですよ。
今回もほら、本当にキレイな青空でした。感謝感謝。
そして堤石トンネルへ到着!
車を置いてある登山口へはここから少し歩きます。
温泉を楽しみに~ えっほえっほ。
そして車に戻って、ほっと一息。
朝、出発時にも思ったけど、駐車場から見えるあの山が岩古谷山でいいのかな?
(って今更だけども)
今回もケガなく楽しい山歩きでした。
読んで下さったみなさまもありがとうございました。
by mumaro_2
| 2012-12-27 22:36
| 山登り