鳳来寺山(684m) 2012年1月5日 初詣ハイク【1】
2012年 01月 07日
浜松北部の我が家から愛知県新城市の鳳来寺山までは
車で約30分ほど・・・ そう、近いのです。
いや、だからというわけではないんだけど・・・
朝9時出発予定のはずが、気付けば9時半に。
そして現地に着き、歩き始めたのが10時・・・。
歌碑の案内がある麓の駐車場からスタート。
お手洗いもあり。
風情ある門前町を進む・・・ 途中硯屋さんの中で作業中の方を見かけました。
「あれって、ものすんごく力がいるんだってね」 とオット。
そうなのか。結構高齢な職人さんだったけどすごいな、現役で頑張ってらっしゃるんだなぁ。
そうそう、鳳来寺山はかなり歴史のある場所のようで あちこちに古い石碑があるのですよ。
あと 多くの歌も残されているのかなぁ、歌碑もたくさんありまして。
ちなみにこちらは若山牧水。おもしろい像だなぁ~。
お酒と自然を愛した方のようです。
色々眺めたり写真を撮ったりしながらなので、まだ入山してない内からスローペース。
あ、でもようやく
登山口にやって参りました。
さぁここから続く石段が長いそうです。えーと、確か1425段あるそうな。
天気はややどんよりしてるけど・・・ 頑張って行ってみましょ!
石段というのはつくづく登るにえらい思いをするなぁと思いつつも
なんだかとても赴きのある登山道に、心が和む・・・。
ちょっと息が切れかかると、オットがすかさず
「出羽三山神社はさ、2500段くらいもあるんだから!」 と。
(オットは二度訪れたことがあるらしい。)
ハイ・・・ 頑張ります。シャキーン
おやや、立派な門が。
こちらは徳川家光が建立した仁王門だそうな。
迫力ある金剛力士にご挨拶して、先へ進みます。
門を過ぎてすぐのところには、「傘すぎ」が。
こちらは樹齢800年なんですって。新日本名木百選に選ばれたとか。
たくさんのお地蔵さんに見守られながら道中をゆきます・・・
てけてけ。
そうそう、ここのお地蔵さんたち、みんなほ~んとうに良いお顔をされているんです。
優しいというか、人間らしい表情に見えたなぁ。
その土地により、お地蔵さんの姿って全然違いますよね。
以前とある場所を歩いた時は、ちょっと意地悪そうなお顔のお地蔵さんが多かったなぁ・・・
よそ様のブログで読んだけど「上に行くにつれ石段が急になる気がする」と・・・
うん、確かにそう。だんだんとしんどくなる。
でも、
あ・・・ 青空が見えた!!
わー良かった♪俄然やる気が湧いてきます。
同行したおかか先生も励まして下さいますよ。
そして
石段の途中にも、歌碑がところどころに。
こちらは若山牧水。
「仏法僧仏法僧と鳴く鳥の声をまねつつ飲める酒かも」
若山牧水が鳳来寺を訪れた時に残した歌だそうな。
ちなみに仏法僧(ブッポウソウ)とは鳥の名。
でも実際に「ブッポーソー」と鳴くのは仏法僧じゃなくてコノハズクだったんだね。
昭和10年にここ鳳来寺山で、ブッポーソーという鳴き声の実況中継をラジオで行なったとか。
うーんなんだか面白そうな話。。。
さてさて、ここから更に登り・・・
気が付けば
本堂に到着♪
石段はちょっとしんどいけど、意外とあっという間だったかも?
さぁここからもうひと頑張りで、山頂を目指すわけです。
・・・と、続きはまた次回。
今日のところは おやすみなさい。
by mumaro_2
| 2012-01-07 23:14
| 山登り