金峰山(2,599m)2011年10月24日 その1
2011年 10月 28日
先日の金峰山レポ ぽちぽちと書いていこうと思います。
あまり参考にはならないと思うけど・・・ どうぞごゆっくりご覧くださいまし。
【金峰山(きんぷさん・きんぽうさん)】
山梨県甲府市と長野県南佐久郡川上村の境界にある標高2,599mの山。
奥秩父の主脈に位置し、秩父多摩甲斐国立公園に指定されている。日本百名山のひとつ。
by ウィキペディア
今回、天気によって 雨飾山か金峰山かなー と相談していた私たち。
予報を見たら日本海側があまりよろしくなく、山梨・長野方面の方がまだ良さそうだということで
満場一致で(二人だけど)金峰山に決定したのでした。
前日夕方にみずがき山荘付近の無料駐車場に到着して車中泊。
金峰山に登るのは初めてだけど、この場所に来るのは確か3度目。
昨年は瑞牆山にも登ったしね。
10月も下旬だというのに、車中泊していてもあまり寒くない。
平日ということもあり、私たちの他に車は一台だけ。
静かなものです。。。。。
おかげで、明け方までぐっすり熟睡(-_-)゜zzz…
さぁ そしてそして・・・・・
翌朝、駐車場横の登山口から 元気にいってきます!
ちらほらと紅葉も見られ、これは良い山行になるかしらとわくわく。
でも、予定では6時出発だったのにこの時既に6時20分。
夜明け前には車も数台増え、しかもほとんどの方々がさっさと出発されていて。
私たちはあわあわと後を追うのでした。行程が長いので鈍足な私は気が焦る。。。
朝の キンとした空気がとても心地いい。
やわらかな光も優しいねー。
そしてだんだんと陽は高くなり・・・
上を見上げれば 青空。
富士見平への道のり、ベンチがある場所からは
真正面に瑞牆山が見えて思わず「おぉっ!」と小さな叫び声。
って、3度目なんですけどね。ついつい。嬉しくって。
あの佇まいというのは、なんというのか荘厳な雰囲気を醸し出しておりますな。
落ち葉が敷き詰められた登山道。
秋色に染まりながらテクテクと登っていきます。
ちょうど私たちのすぐ後ろを年配のご夫婦が歩いておられたので、少し話をしながら進む。
ご夫婦は瑞牆山に行かれるそう。
すぐそこの富士見平に分岐があって、登山道はああでこうで、と
オットがあれこれ説明をしている・・・私はぼんやり聴きながら歩いていたような記憶。
そして お久しぶりの富士見平。
ご夫婦とはここでお別れ。 どうかお気を付けて!
マムシ草に改めてギョッとしながら、私たちはまっすぐ金峰山方面へ。
急登はなくところどころに平坦な道もあり。
オットと何やかんや無駄バナシをしながら歩くと、
大日小屋が見えてきました。
この辺は開けていてなんだか気持ちが良い場所。
確か水場もあるんだよね。小屋の横あたり・・・だっけ・・・?(未確認
そうそう、ここで オットを振り返ったら
オットは 不死身(フジミ)の人 になっていてちょっと笑えたのでした。
・・・さて!
気を取り直して先へ進もう。
大日小屋とくれば、お次は
大日岩なわけで・・・
あの大きな岩に登るわけではないけど、巻くだけでも ほえー と
まぬけな声が上がるくらいの迫力。
今回も同行して頂いたおかか先生も秋の風景に溶け込んでいるわけで
「秋ってカラフルですね」 by おかか
でも・・・ この辺りから なんだか
突然のガスガス。
しかもこの直後、パラパラ・・・と何かが葉っぱに当たる音。
雨。雨です。
あーーー来ちゃったかぁ・・・ ひどくなったら嫌だなぁ・・・
なんて ぼんやり考えながら歩いていた私。
とりあえずレインハットがあるから出そうかな・・・ なんて思っていた
その時
「おお・・・・・・ ほら、見て!!!」
オットの声に 慌てて前を見ると
眩しいほどの光のシャワー・・・!!
こ、これは・・・ 山の神様、降臨!!
そんなことを思いながら、口をあんぐり開けてただただ光に包まれていたオットと私。
吸い込まれて別世界に連れて行かれそうな・・・
何かとてつもなく大きなパワーをもらえそうな、この瞬間。
この素晴らしい光景。神様からのごほうびなのかも。
例えこの先ガスガスで真っ白だったとしても
この光景が見られただけで、この場所に来た価値があると
そんなことまで話していた私たちなのでありました。
それほどまでに、大変にありがたい光だったのです。
ありがたすぎて・・・・・
気付いたら 拝んでいたオット。
このあとガスはぱーっと晴れて なんともすっきりとした青空!
一筋の飛行機雲に思わず見とれてしまうほどです。
そしてもうひと登りしたならば、そこは・・・
千代の吹上げ という断崖。一気に視界が開けます。
「千代の吹上げ」かぁ。2年ほど前、近くのビジターセンターの資料で読んだなぁ。
昔、千代さんという人が谷底に落ちてしまったんだけど
夫が断食をしてお祈りをささげたところ、千代さんがこの断崖で風に吹き上げられて
無事な姿で戻ってきた ・・・と、ものすごく簡単に言えばそんな話だった気がする。
と、思ったらこちらのサイトに詳しい話がありました↓
≪甲府市のHP : 千代の吹上げ≫
そんな夫婦にまつわる伝説が残るこの場所・・・
確かに、こんなところから落ちたらひとたまりもない。
旦那さんの愛で千代さんは救われたんだねぇ~素晴らしいことであるよ。
そして この時うちのオットは、
「ヨイッ」
相変わらず、のんきでした・・・。
・・・さぁ!稜線に出たし、山頂まではそう遠くはないはず。
山頂目指して、もうひと頑張りしますかー。
(なんだかオットが「稜線に出てからが長いって誰かのブログで読んだような・・・」
ってぶつぶつ言ってるけど 知らなーい 気にしなーい でも気になる・・・)
では、続きはまた次回。
by mumaro_2
| 2011-10-28 23:07
| 山登り