編笠山・権現岳 2011年9月6、7日(テント泊デビュー) その4。
2011年 10月 04日
みなさまが忘れた頃に書くという、引きずりっぱなしの南八ツレポ。
*過去記事*
初テント泊の夜、シュラフに潜って即寝してしまったものの
午前3時半頃にテントから顔を出した時には満天の星空も見られ
これは御来光も楽しみだ。。。 と言いながら
あっという間に「今日」が本格的に始まってしまい
山頂まで30分と言えど、私の場合はあの露岩帯をスムーズに登る自信がないわけで・・・
まずい!間に合わん!と、大慌てでテントを後にする残念な滑り出し。
小屋の目の前から、既に登山道は始まっている・・・!
焦る気持ちの中、ふと周りを見渡して驚きがひとつ。
あんなところに富士山いたっけ!?
すいません、昨日あちら側は全然見ておらず・・・というか
ガスガスで見えていなかったのかな。
全然気付かなかったです・・・言い訳です。スミマセン富士山。
そんなことを考えている間にもオットはさくさくと登っていく。
そして私は寝起きでぼんやりしているのも手伝って、岩から岩へとうまく渡れない。
両手を使って、這いつくばるようにしてせっせせっせと進む。。。。。
この夜明けのグラデーションというものは何度見てもいいものですね。
体は言うこと聞かないけど、心は励まされる。
よし、ゴロゴロ地帯は終了して、青年小屋の青い屋根、そしてテン場を見下ろす場所までやってきたよ。
ひっそりと私たちの帰りを待つmyテントが見える。
さて、ここから樹林帯に入るわけなんだけど・・・
なんだかここからまた苦戦したような記憶が・・・。
距離はたいしたことないと思うんだけど、あぁ、結構登るのね・・・やっぱり・・・
なんて思いながら、ぜーはーしていたわけです。
そして、ですよ。
CTの30分も もう過ぎたかしらという頃・・・・・
突如 開ける視界。
・・・・・・ おー
これが噂の 編笠山山頂!!
本当に声が出ないほどの大展望。
あぁ、御来光はあちらからなのね。・・・ここから見る分にはぎりぎり間に合ったのかー。
足元に雲海を眺めながら、お日様のパワーをじんわりと感じていました。
新しい一日のはじまりです。
いつもは携帯のアラームで無理やり起こされて
それでも起きれなくて、あぁ今日も仕事かーなんてバタバタしながらお化粧したりごはん作ったり
なんだかよくわからない内に一日が始まっているのだけど。
(私の場合)
お山で迎える朝というのはなんだか特別な感じがします。
お日様の力って本当にありがたいんだなぁと当たり前のことをしみじみと思ってしまったり。
いつでも感謝せねばなりませんな。。。
富士山もばっちり。
今日はまた、素晴らしいお天気になるよ。
日本一のお山、私の手中におさまるの巻。
シンバルズをふと思い出してしまった。
rallyだっけ?午前八時の脱走計画だっけ?
それにしても、本当に素晴らしい展望で。
中央アルプス、御嶽山とか
未だ足を踏み入れたことがない北アルプスや
なぜだかとても大好きな南アルプス。
ちなみに。
オットがぐるりと周りの写真を撮っていたのをくっつけてみたんだけども・・・
ほんとに無理やりですよ。笑わないでくださいね。クリックで拡大します。
■ 御来光から 富士山 ~ 南アルプス ~ 中央アルプス ~右端にぎりぎりで御嶽
■ 北アルプス ~ 八ヶ岳
そしてそして、私たちの後ろにはまたもやお山の影が。
よくもこんなに三角になるものだと毎度感心してしまう。
真正面にそびえ立つ八ヶ岳の皆さんも迫力満点。
赤岳と・・・ 阿弥陀岳・・と? い、硫黄岳?
相変わらず、こんなに近くにいても山座同定がとても苦手な私で
オットに「あれが○○で」と教えられても ほうほうと言っている間に頭から抜けてしまう・・・
本当に山好きなのか!?と疑われてしまいそうだけど、えぇ、山は、大好きなんです。ハイ・・・
今回もカメラ持参のオット、一生懸命撮ってます。
何を? それはもちろん素晴らしいこの景色。
それと・・・・・
「富士山にグーパンチ」(なんてことをするんだ…)
「うそうそ。 本当は富士山ヨシヨシ」
・・・こんなものまで撮っているのでした。
イヤー お山のてっぺんで遊ぶのはとても楽しいものです。
さて、風も強くて寒いし、そろそろテン場に戻ろう と
編笠山山頂を後にしたのでありました。
今日はここまで・・・。読んで下さった方、感謝感謝です。
またよかったら続きも読んで下さいませm(__)m
by mumaro_2
| 2011-10-04 12:38
| 山登り